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2008/08/01

冷え込んだ市場、高級車不振で危機感強める中古車業界

  新車が売れなければ、中古車も低迷する。登録車の中古車販売は07年度まで7年連続で前年割れとなり、08年上期の中古車販売も277万台で前年同期比6.6%のマイナスになった。大きく冷え込んだ市場に中古車業界が危機感を強めている。

  売れないだけでなく、代替期間の長期化で良質な中古車が集めにくくなり、在庫の置き方など店作りが一段と難しくなった。その一方で人気車種は引く手あまた、人気車種のオークション落札価格は跳ね上がり、仕入価格上昇が事業者の収益を圧迫する。

  この状況に追い討ちをかけるのが、ガソリン価格の高騰だ。ガソリンばかりでなく食料品など生活必需品が軒並み値上がる現状を、JU中販連の小川逸樹会長は「消費者にとって自動車のような高額商品にお金をかけようとする動機が湧いてこない」と分析する。現実の動向を見ると、中古車も軽自動車を中心とした低燃費、低価格の車種の需要があるのだが、低価格車では利益率は低い。

  この市場動向で、トヨタ系ディーラーは「クラウン」の旧モデル処分に頭を痛めることになる。新型「クラウン」の販売が好調な陰で、旧モデルの下取り車が発生している。現在の環境では中古高級車の動きは鈍く、さりとてたたき売るわけにもいかず、多くのディーラーが旧モデルの在庫を抱える状況と言われる。ちなみ「クラウン」では、「裁ききれない」と中古車輸出業者も袖にする。日本車ひっぱりだこの海外マーケットでも、輸出モデルでないために引き合いが弱いのだそうだ。

【DANN編集長】















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