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2008/06/10

タクシーに新タイプのLPガスエンジン、燃費を求め普及の期待

  日本のタクシーはブタン、プロパンを成分とするLPガス(オートガス)を燃料に使用している。このタクシーのエンジンが今秋以降、新タイプのものへと切り替わり始める。

  トヨタ自動車が8月にタクシー専用車両の「コンフォート」に2000tの「電子制御LPG液体噴射(EFI−LP)」エンジンを搭載し、発売するためで、燃料高を背景に燃費性能が高い新エンジンへの切り替えが一挙に進みそうだ。

  EFI−LPエンジンの最大の特徴は、LPガスを加圧し液体の状態を保持したまま、気筒ごとに配置されたインジェクションに供給し、噴射する。平たく言えば、ガソリンエンジンで普及した電子制御燃料噴射式エンジンになるわけで、ガソリンエンジンが気化器からEFIに変わったのと同じような劇的な性能変化がLPガスエンジンで起こることになる。

  自動車燃料用のLPガスも国際市況で値段が決まる商品のため、原油価格ほど急上昇はしてないが、首都圏では1リットル100円を超えて上昇傾向にある。運賃値上げを行っても利用者が減少し売上が伸びず、燃料高が収益性悪化に追い討ちをかける中で、タクシー事業者は燃費の良いタクシー車両を求めていた。実際、トヨタ自動車、日産自動車などに燃費性能に優れたLPGハイブリッド車を作ってくれと要望し、やんわりと断られていた。そこにEFI−LPエンジン車が登場すれば、タクシー事業者も多少は胸をなでおろすことができそうだ。

【DANN編集長】















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